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Column de saison

フランス映画祭開幕!

6月はフランス映画祭(Festival du film français au Japon)の時期でもあります。今年は、6月24日(金)から6月27日(月)の4日間、有楽町マリオン(メイン会場は11Fの有楽町朝日ホール、レイトショー会場は9FのTOHOシネマズ日劇)で行われます。

 

この映画祭は、ユニフランスという海外でのフランス映画の普及と振興を目的とするプロモーション活動を行う、フランス文化省の中央映画庁の非営利外郭団体が主催し、1993年に第1回フランス映画祭横浜’93として発足しました。映画プロデューサーで当時のユニフランス会長だったトスカン・デュ・プランティエが、日本での映画祭を企画し、横浜市が地域興しのため名乗りを上げたため、横浜市での開催が決まったそうです。

 

映画祭のために毎年フランスから映画監督や俳優が来日するのですが、今年はベテラン女優のイザベル・ユペール、『最強のふたり』でフランスで国民的スターとなったオマール・シィが来日します!

 

映画祭開催中13作品が上映されますが、オープニング作品にはカトリーヌ・ドヌーヴの最新主演作である『太陽のめざめ』が上映されます。もう1つ注目すべきなのが、今年2016年の1月に亡くなったジャック・リヴェット(日本では『美しき諍い女』(1991)が知られているでしょうか)を追悼して、彼の長編デビュー作である『パリはわれらのもの』がデジタル・リマスター版でお目見えします。

 

さらに、カンヌ映画祭出品の常連で、今年5月のカンヌ国際映画祭<ある視点>部門でも最新作『海よりもまだ深く』が正式出品された是枝裕和監督がオープニングセレモニーに登壇!

 

この期間東京は行かないなあ、という方は、東京会場のプログラムの一部が、福岡、京都、大阪で、6月26日(日)から7月8日(金)まで、巡回上映しますので、ぜひ公式サイトでチェックしてみてください!!

 

http://unifrance.jp/festival/2016/

le 10 juin 2016
cyberbloom

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