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ヴェルサイユ宮殿がホテルに

ヴェルサイユ宮殿は、パリの南西22キロに位置し、フランスの歴代王、ルイ14世、ルイ15世、ルイ16世が居住したフランスの歴史的建造物です。オルレアン公フィリップの摂政時代(1715–23年)を除き、1682年5月6日から1789年10月6日まで、フランス王とその宮廷はヴェルサイユ宮殿に住んでいました。6万3000㎡、2300の部屋に分かれています。バロック建築の代表作であり、さらに広大な庭園が広がります。

何と、このヴェルサイユ宮殿の敷地内に私たち庶民も宿泊できるようになるというのです。ホテルに改装されるのは、宮殿の庭園入口付近にある1680年代の建物。宮殿の管理当局によれば、公募入札の結果、実業家のステファンヌ・クルビと、アラン・デュカス・エンタープライズに属するLOVホテル・コレクショングループが、オレンジ園の花壇に沿った3つの建物をホテルに造りかえることになるそうです。

3つの建物とは、ミディ翼の延長に位置するグラン・コントロール(Grand Contrôle)、プチ・コントロール(Petit Contrôle)、パビオン(Pavillon)で、全部で2800㎡の面積ですが、2008年以来使われていませんでした。管理当局によれば「これらの建物の改築は、文化省と観光庁が2009年に定めた、歴史的建造物における、空間の価値の維持と経済活動の導入の政策の一環」とのことです。広大で壮麗なヴェルサイユ宮殿は維持するだけでも莫大な費用がかかり、それを埋め合わせるのに現代アートの美術展を開催したり、個人の寄附を募ったりもしています。

高級ホテルを開業するにあたって、老朽化した屋根や壁の修復するために400万から700万ユーロの費用が、さらに内部の改修には400万ユーロの費用が必要になるとのことです。このデラックス・ホテルは、20あまりの客室とフランス料理の高級レストランからなり、2018年開業予定とのこと。お値段は今のところ不明ですが、18世紀のクラシックで洗練された装飾のお部屋にぜひとも泊まってみたいですね!

Chateau Versailles Galerie des Glaces.jpg
Par Photo: Myrabella / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15781169

le 10 avril 2016
cyberbloom

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