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Column de saison

マンドリュ=ラ・ナプル(Mandelieu-La Napoule) のミモザ祭り

ミモザ祭りは1931年以来、南仏コートダジュールのマンドリュ=ラ・ナプルで毎年2月に開催される一大イベントです。今やニースのカーニバル、マントンのレモン祭りと並び、コート・ダジュールの冬の重要なイベントになっています。

 

今年は2月15日から2月22日の開催ですが、8日続く祭りの間、通りは花で覆われます。「ミモザのノートル・ダム」教会でのソワレ、ミモザの女王投票の後、中心街とラ・ナプルの通りではパレードが繰り広げられます。2時間にわたって、ファンファーレやオーケストラの音が鳴り響く中、近隣の丘で栽培されたミモザで飾り付けられた山車が練り歩きます。とりわけ土曜日の夜は、イリュミネーションに輝く山車の上でアーティストたちが幻想的なスペクタクルを演出して盛り上がります。

 

日曜日は「バタイユ・ド・フルール(花の闘い)」が行われ、それが終わると子供も大人も両手いっぱいにミモザを抱えて幸せな気分で帰途に着くことになります。山車の飾り付けと花の闘いなど、ミモザ祭りでは12トンものミモザが使われます。

 

この時期には、観光局がこの地を訪れる観光客にミモザについて知ってもらうためにバスツアーを企画しています。またハイキングが好きな方は、春の訪れを告げる柔らかな冬の太陽の中を、様々な色のコントラストと甘い香りに満ちたルートを楽しみながら、自分の足で辿っていくことができるでしょう。

 

le 10 fevrier 2017
cyberbloom

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