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Column de saison

Let’s ビズ!

ロバボン4周年のキャッチフレーズは、レッツ・ビズ Let’s bisou ! ですが、bisou !って何?という方も多いかもしれません。

 

そもそもフランス人はどのように挨拶するのか、という話から始める必要があるでしょう。一般的にフランス人は遠くからは手を上げて、近い場合は、握手して、あるいは頷いて、挨拶します。最も使われる挨拶の表現は「こんにちは!Bonjour !」「やあ!Salut !」「元気?Comment vas-tu ?」あるいはシンプルに「(最近)どう?Ça va ?」などでしょうか。

 

さらに重要なフランス式の挨拶として、ビズ(頬への軽いキス)は外せません!アングロ・サクソンの大半の国では、抱き合うだけ(英語ではハグする)ですが、フランスでは、身体の接触はもっと濃密です。フランス人の友人同士は、その日初めてすれ違ったら、彼らは抱き合い、お互いの頬にキスをします。これを「ビズする」と言います。しかしたいていの場合、ビズは直接頬にキスするのではなく、2人の頬が触れ合う瞬間に、唇でチュッと、キスの音を真似て出します。

 

音のキスだけで本当のキスではないといえ、この習慣はフランスの文化的アイデンティティを象徴するものです。というのも男の子も女の子も、あらゆる年齢の男性も女性もする習慣だからです。フランスでは、2人の男性が通りでビズしながら、こんにちはと言い合っているのを見るのも稀ではありません。ビズの回数とビズをする順番(右の頬から始めるか、左の頬から始めるか)は、地方によって違いがあるようです。またもともとビズは bise ビーズだったのですが、その幼児語のビズ bisou が代わりに定着してしまったという経緯も面白いですね(偶然ですが7月6日は国際キスデー=la journée internationale du baiser, du bisou, du bécot なんだそうです)

 

もちろん、いつでもビズをするわけではありません。フォーマルな場面、例えば仕事場や面接の際には、ビズをすることは避け、距離を保ち握手するに止めます。TPOをわきまえたうえで、さあ、レッツ・ビズ!

 

le 30 juin 2016
cyberbloom
 

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