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Column de saison

印象派の第一人者、カミーユ・ピサロの回顧展

2017年2月23日から7月2日まで、パリ16区にあるマルモッタン・モネ美術館 Musée Marmottan Monet でカミーユ・ピサロの回顧展が開催されます。彼の75点あまりの傑作が、世界中の美術館や個人所蔵のコレクションから貸し出され、デンマーク領アンティーユ諸島での初期作品から、パリ、ルーアン、ル・アーブルでの晩年の郊外を描いた大きなシリーズまでを展示し、セザンヌが「印象派の第一人者」と認めたピサロの作品の軌跡をたどることができます。

 

彼はまたモネの親友であり、セザンヌとゴーギャンの師匠であり、スーラにインスピレーションを与え、シニャックの擁護者でもありました。多言語を話し、印象派を率い、若い世代にも耳を傾け、常に革新を続けたこの偉大な画家は、19世紀後半の印象派、ポスト印象派たちに多大な影響を与えたのです。

 

ところでマルモッタン・モネ美術館は、もともと印象派の画家、クロード・モネの絵を収集していた美術史家ポール・マルモッタン夫妻が収集していた作品を、邸宅ごと芸術アカデミーに寄贈してできたものです。「印象派」という言葉を生んだ「印象・日の出」や、オランジェリー美術館やロンドンのナショナルギャラリーのものより素朴な睡蓮をモチーフとした作品が多数、またモリゾ、マネ、ドガ、ルノワール、アンリ・ルアールの作品も所蔵されています。小規模ながら瀟洒な佇まいの美術館で、周囲を美しい閑静な住宅街に囲まれ、ブーローニュの森も近く、 散歩するには最適な場所にあります。これからの気持ちの良い季節、ぜひパリでの1日をパリ・マルモッタン美術館で過ごしてみてはいかがでしょう。

 

Musée Marmottan.JPG
By I, Sailko, CC BY 2.5, Link

le 30 mars 2017
cyberbloom
 

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