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Column de saison

今年もボジョレーナイト!

今年もボジョレーヌーボーの解禁日が迫ってきました。ロバボンでも、11月20日の解禁日に恒例のボジョレーヌーボーのイベントを企画。題して「ジャパニーズ パリ・ミュゼット、ボジョレーナイト!」。今年は二人のアコーディオン演奏者の方をお招きし、ボジョレー×ロバボンのフレンチ×音楽の夕べを開催します。様々な人がロバボンで出会い、ボジョレーの解禁を祝い、音楽を通してつながれることを願っています。

 

バブル真っ盛りの1980年代後半に沸き起こった高級ワインブームと並行して、本国フランスよりも早く飲めるという触れ込みで、ボジョレーヌーボー解禁が注目を集めたのが1989年。それ以来、11月の重要なイベントとしての地位を確立しました。その後は1990年代に健康志向(ポリフェノールの効用)で赤ワイン人気が高まり、少しずつ消費量を伸ばしてきました。

 

そして現在、第7次ワインブームなんだそうです。国内のワイン市場は2008年からさらに拡大を続け、2013年は出荷数量が35万キロリットルを超えるなど過去最高を記録。以前のブームはあくまで高級酒としてのワインでしたが、最近のブームは1本1000円以下の輸入ワインがスーパーやコンビニでも買えるようになり、ワインが気軽な飲み物になったことが最大の要因です。私も近所の酒屋さんが勧めてくれたチリ産の赤ワインにはまっていますが、ボルドーに負けないコクと香りで650円。これだったら毎日でも飲めます。

 

今年のボジョレーは円安で値段は高めだそうですが、今年のフランスは好天に恵まれ、近年の当たり年である2009年と匹敵するくらい美味しく仕上がったと評判です。

 

家飲みも悪くないですが、特別な日には特別な場所でワインを楽しんでみましょう。特別な場所には音楽が不可欠です。今年の「ボジョレーナイト!」のゲストのおふたりですが、藤沢祥衣さんは7月の「パリ祭」でも素敵なアコーディオンを披露していただきました。とても明るい性格で、みんなのリクエストに答えながら、場を盛り上げるエンターテナーぶりには魅了されてしまいました。

 

ぼんじゅーる ちんどんもうひと方、華乃家ケイさんはアコーデオン弾きですが、華乃家というのはチンドン屋の屋号です。もともとはチンドン屋会社で働いていましたが、1995年に独立して、華乃家を設立。チンドン屋を志したのは、フェデリコ・フェリーニの『道』で見た、旅を続ける大道芸人の悲哀に満ちた姿に惹かれたからだそうです。

実は華乃家ケイさん、フランスのイベントにふさわしい方でもあります。チンドン屋の武者修行としてフランスに行かれているのです。モンマルトルの丘でアコーデオンを弾いていると、「日本のピエロだ」と言って子供たちが近づいてきたり、バスチーユ広場ではバゲットを抱えたおじさんが「楽しい音楽をありがとう」と話しかけてきたり、現地では様々な交流があったようです。その後、仕事での渡航を含めてフランスには10回も行かれたそうです。そして2007年には、自慢の衣装や小物、フランスでの武者修行の写真を載せた『ぼんじゅーる、ちんどん』を刊行されました。

 

おふたりのスペシャルライブはNO CHARGE。投げ銭チップ制となっております。ご予約等はいりませんので、お気軽にお越しください。⇒詳しくはこちらにアクセス!

le 10 novembre 2014
cyberbloom
 

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