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リヨンの光の祭典

12月8日から12月11日の4日間、リヨンで恒例となった光の祭典が行われました。 世界で最も美しい光の祭典に数えられる、この伝統は19世紀に遡ります。1850年、フルヴィエールの丘に、宗教的なシンボルとなる像を作るために教会がコンクールを企画し、彫刻家ジョゼフ-ユーグ・ファビシュがソーヌ川河畔のアトリエで作った像が選ばれました。

 

1852年9月8日に行われるはずだった除幕式は、ソーヌ川の増水のため12月8日に延期したものの、その日も天候が悪く、教会は除幕式をさらにキャンセルしようとしたところ、何とか天候が回復し無事除幕式は開催されました。ようやく除幕式が開催されたお祝いに、リヨンの住民たちは率先して家の窓にろうそくを並べ、夜になるとリヨンの街中がイルミネーションで美しく輝きました。教会もそれに倣って、フルヴィエールのチャペルをイルミネーションで飾り、夜の暗闇に美しく浮かび上がらせました。これがリヨンの光の祭典の始まりとのことです。

 

それ以来毎年12月8日にリヨンの住民は家の窓に灯明を置き、これらを眺めながら街の通りを歩き回るようになりました。こうして、1989年から,建築遺産、川や丘の景色、通りなど街のいたるところが夜イルミネーションで美しく彩られるようになりました。さらに1999年からは、光の祭典が4日間に渡って行われるようになりました。この間、数百万人の観光客がこの光の祭典を訪れ、街中を散策して、夢と魔法の世界に身を委ねるのです。

Fête des Lumières - Lyon (2008)
光の祭典の夜の様子 By Florian Pépellin (Own work) [CC BY-SA 3.0 ], via Wikimedia Commons

le 10 novembre 2016
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