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Column de saison

モネのジヴェルニーの庭が花盛り

パリのサン・ラザール駅からルーアン方面行きの列車でヴェルノン下車、そこから約5キロのところに(駅からバスで10分)、印象派の巨匠クロード・モネが1883年から1926年まで住んだ家があるジヴェルニーの村はあります。

 

見所は何と言っても、モネが設計したお庭。そのル・クロ・ノルマン(ノルマンディー風の囲い庭)には、春になるとヒヤシンス、金蓮花、ゆり、ばら、そしてチューリップの花が咲き乱れます。今年は2万5000のチューリップの球根が植えられたとのこと。さらに日本庭園から着想を得たジャルダン・ドー(水の庭)の中央、エプト川の小さな支流には緑色の日本風の太鼓橋がかかっています。モネは1895年から1926年の間にこの地でおよそ300もの「睡蓮」の作品を描き上げていますが、しだれ柳が影を落とし、睡蓮が咲いている様はまさにモネの「睡蓮」の世界です。

 

ジベルニーの庭は冬のあいだは閉まっていて、2017年は3月24日から11月1日の開館ですが、毎年60万人の見物客が訪れます。世界的に印象派の人気は高く、特にモネの人気は絶大です。近年は日本、中国、韓国など、アジアの国々から訪れる人々が増えています。多くの観光客を迎えるおかげで、ジベルニーの庭を運営するモネ財団は、国の援助を受けずに自活できているようです。そこでは年間を通して50人の従業員が働いています。

 

モネの家にはモネ自身が集めた貴重な日本の版画コレクションが展示されているので必見。近くにはジヴェルニー印象派美術館もあるので、合わせて訪れてみたいですね。

 

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Par Claude Monet — The Yorck Project: 10.000 Meisterwerke der Malerei. DVD-ROM, 2002. ISBN 3936122202. Distributed by DIRECTMEDIA Publishing GmbH., Domaine public, Lien

le 20 mai 2017
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