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Column de saison

パリのピカソ美術館「ピカソ – ジャコメッティ展」

2014年10月25日、パリのピカソ美術館が約5年の改修工事期間を終えて、再オープンしました。その日はピカソ生誕日にあたる日だったようです。もともと3年の工事計画だったのが、約5年に延びてしまったのですが、改修工事のおかげで展示スペースは2倍以上の3600平方メートルに拡張しました。再オープンの式典でオランド大統領は「世界で最も美しく、感動を与える美術館だ」と述べました。パリのピカソ美術館の最初のオープンは1985年で、絵画や彫刻のほかデッサン、陶器など約5千点を所蔵しています。

そのピカソ美術館で現在、20世紀の最も偉大な2人のアーティスト、パブロ・ピカソ(1881−1973)とアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)の作品が同時に展示されるはじめての展覧会です。ピカソ美術館、ジャコメッティ財団、さらにはフランス国内外からの貸し出された数多くのコレクションからなるこの企画展で、この20世紀アートの2人の巨匠の200点以上の作品を見ることができます。

これらの作品によって、20歳の年齢差にもかかわらず彼らが育んだ知られざる友情と、お互いのキャリアに対する関心が明らかにされることでしょう。8つのセクションからなる展覧会では、年代別、テーマ別に、絵画、彫刻、デッサンといった彼らの作品をさまざまな角度から展示します。2人のアーティストの若い頃の作品からモダニズムの作品までの歩みをたどり、彼らの作品の一致、西洋以外の美術や、シュールレアリスト運動の戦後のレアリスムの復活への影響について教えてくれます。

ピカソの『アルルカンに扮したポール』(1924)、『赤い肘掛け椅子の裸婦』『赤い肘掛け椅子に座る女(1932)』、『雌ヤギ』(1950)、ジャコメッティの『歩く女』(1932)『キューブ』(1933-1934)『歩く男』(1960)といった代表的な作品の他、珍しく壊れやすい石膏像や未発表のデッサン、はじめて公開される数多くの資料も展示されます。

Musée Picasso Paris coté jardin.jpg
By フランス語版ウィキペディアPolさん – photo by Pol, パブリック・ドメイン, Link

le 20 octobre 2016
cyberbloom
 

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