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Column de saison

エルメスの馬術競技大会「ソー・エルメス(Saut Hermès)」

3月17日から3月19日のあいだ、パリのグラン・パレではエルメス社主催の馬術障害飛越競技大会ソー・エルメスが開催されます。グラン・パレはアンリ・ドゥグラン、アルベール・ルヴェ、アルベール・トマ、シャルル・ジローの4人の建築家の設計により、1900年の万国博覧会のために建てられました。この建築のファサードは初期のボザール建築の典型例とされ、メインの屋根は鉄とガラスで覆われています。エルメスの馬術競技会は、グラン・パレのオープンと同時に始まり(1901年)、1957年まで定期的に行われていましたが、2011年に復活して以来今年で6回目を迎えます。

 

この3日間、このグラン・パレの美しいガラス屋根の本堂で、世界的名騎手らと彼らの美しい愛馬たちが、4000人の馬術ファンのもと、障害飛越競技を中心とした国際馬術競技大会や素晴らしい馬術ショーを繰り広げます。

 

今年の目玉は、1984年にフランスの文化勲章を受章したアレクシス・グリュス国立サーカス団の18世紀から続く伝統的な乗馬パフォーマンスです。また土曜日曜には9歳から11歳の8人の騎手が、シェットランド・ポニー競争に挑みます。ソー・エルメスは馬の世界を余すところなく堪能できるイベントですが、馬術ファンのみならず子供から大人まで楽しめる芸術的文化的スポーツイベントなのです。

 

エルメス社の始まりは馬具工房でしたが、自動車の普及によって馬車が使われなくなることをいち早く予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業の軸足を移して成功したことを忘れてはいけません。今も馬具工房に由来する四輪馬車と従者のロゴが使われていますね。(下の写真は1923年のエルメスの広告)

 

Hermès-1923.jpg
By unknown (no credits) – L’Illustration, n° 4215, 15 décembre 1923, p. 2, Public Domain, Link

le 20 fevrier 2017
cyberbloom
 

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