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Column de saison

『猫はためらわずにノンと言う』

フランスでベストセラーになった本です。日本語のタイトルは『猫はためらわずにノンと言う』ですが、原題は Agir et penser comme un chat (猫のように行動し、考える)です。著者のステファヌ・ガルニエは15年間、彼の猫を観察し続けました。彼の猫のジギーは子猫の時に事故にあい、左前足を失くしました。しかしそんなハンディを全く気にもせずに生きる姿に何よりも心打たれます。

 

猫が彼を魅了するのは、猫が自由で、物静かで、観察力があり、慎重で、エレガントで、カリスマティックで、独立心があり、自尊心が高いからでした。それに引き換え、人間は常に他人の目を気にして、何かに追い立てられる毎日を過ごし、それを顧みることもありません。しかし猫から学ぶことで、あなたの日常生活をよりよいものにできますよ、というのがこの本の主旨です。

 

猫は、仕事で、家族の中で、あるいは友達のあいだで、あなたがどのようにストレスを感じないようにするか、どうやって独立心を保てばいいのか、を教えてくれます。慎ましくありながらも、物事に影響力を与えるやりかたをどうやって習得できるのか。そこにいるだけで自然と一目置かれる存在にどうやってなれるのか。しかも効果的に!

 

ステファヌ・ガルニエは50にわたる猫の性質をチェックし、それを人間の日常に応用できるかを考えました。猫はあなたの最高のコーチなのです。リヨン生まれの著者は様々な職業を経験した人のようで、猫の観察に加え、仕事から得られた観察眼もあるのでしょう。

 

le 30 decembre 2017
cyberbloom
 

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